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実は置き方も重要!
ポイントを押さえて部屋を広々見せる

家具の配置は、感覚的な部屋の広さに大きく影響を与えます。せっかく狭小インテリアにピッタリの家具を買っても、置き方を間違えると部屋が狭く見えてしまうこともあります。

狭い部屋に家具を置く際には、次の6つのポイントを意識すると良いでしょう。

ポイント1:大きな家具は入口の死角に置く

家具を選ぶ際に役立つ6つのコツ」では、視線をさえぎらない背の低い家具を選ぶ方がよいということを書きました。しかし、背の低い家具だけでは収納が十分でなく、本棚やクローゼットなど背の高い家具をどうしても置かなければならないこともあるかと思います。

狭小マンションでは、部屋に入った時に大きな家具で視線がさえぎられると、圧迫感があり部屋が狭く感じてしまいます。大きな家具を置く場合は、上の写真のように入口から死角となる場所に置くといいでしょう。

ポイント2:片側の壁を見せる

大きな家具を置かなければならない場合のポイントとして、上の写真のように、家具を部屋の片側に集中して配置し、片側の壁は見せるようすると、部屋に圧迫感がなくなり、広く感じられるようになります。

壁に絵画などを飾る場合も同様です。例えば、部屋の片側に背の高い家具、もう片側の壁に絵画を飾ると、部屋に圧迫感が出てしまいます。空いた壁につい絵やパネルを飾りたくなってしまいますが、狭小インテリアにおいては、ここはぐっとこらえましょう。

ポイント3:視線が抜ける場所に家具を置かない

ポイント1でも述べたように、部屋に入ったときに、部屋の一番奥まで見渡せると、より広く感じるようになります。

例えば上の写真は、部屋の入り口から見たものですが、窓をさえぎるようにシングルソファが置かれていて、外への視線が妨げられています。このような場合には、シングルソファは入り口から死角となる場所に置くといいでしょう。

ポイント4:同じ家具は並べる

同じ家具が複数ある場合には、上の写真のように並べて置くと、一つの家具のようにまとまりが出てスッキリと見え、部屋が広く感じられるようになります。

ポイント5:違う家具は離す

ポイント4とは逆に、ばらばらの大きさの家具が並べて置かれているとゴチャゴチャしてしまい、広さを感じられなくなってしまいます。
上の写真のように、同じ種類の食器棚とキッチンカウンターは、つい並べておきたくなってしまいますが、角度を変えて離して置いたほうがスッキリと見せることができます。

ポイント6:発想を変えてみる

家具を選ぶ際に役立つ6つのコツ」でも同様のことを書きましたが、「家具はこういう風に置くもの」という固定観念をすて、自由な発想で家具を置いてみると、意外とうまくいくことがあります。
例えば上の写真のように、横長のデスクをL字形に置いてみることで、キッチンカウンターになります。ダイニングテーブルを置くよりも、スペースを有効に利用できます。

すでに持っている家具でも置き方を変えることで、今まで狭く感じていた部屋が広く感じるようになることもあります。置き方についても、納得いくまでいろいろと試してみるといいでしょう。

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