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必ずしも小さい家具にする必要はない!
ポイントを押さえて部屋を広々見せる

一番部屋を広く見せる方法は、家具を最小限のもの以外置かないということです。
しかし、狭小賃貸マンションには収納が十分に用意されていないことが多く、収納家具はできるだけ確保したいというのが現実かと思います。

狭い部屋に置く家具を選ぶ場合には、次の6つのポイントを意識すると良いでしょう。

ポイント1:背の低い家具を選ぶ

人の視線をさえぎるところに家具があると、部屋が狭く見えたり、圧迫感が出てしまいます。
逆に視線をさえぎらない背の低い家具を選べば、家具が多かったり、大きな家具を置いても部屋を広く見せることができます。具体的にはローボードやテレビボードなどがあてはまります。

ポイント2:脚付きの家具を選ぶ

床面も多く見えている方が、部屋を広く見せる効果があります。足が付いている家具を選ぶと、床面を多く見せることができるため、部屋を広く感じさせることができます。脚付きのチェスト、ソファー、ベッドなどを選ぶとよいでしょう。

ポイント3:部屋の形に合った家具を選ぶ

小さい部屋には大きな家具を置くスペースはなく、置けたとしても圧迫感が出てしまうので、小さい家具を選んだほうが良いと考えがちです。
しかし、小さい家具だけを置くと、部屋がチマチマした雰囲気になってしまうことがよくあります。

「小さい家具」ではなく「部屋の形に合った家具」を置くと、部屋を圧迫せず、ちまちました雰囲気にもなりません。
例えば、細長い部屋であれば、細長いソファーや細長いリビングテーブルを置けばいいのです。

上の写真のローボードは高さは35cmですが幅は240cmあります。狭い部屋でも十分な横幅が確保できる場合には、大きな家具を置いた方がいい場合があります。背が低いため圧迫感がなく、収納力も高いため、かえって狭小インテリアに適しているといえます。

ポイント4:壁面を活用する

壁一面を確保できる場合には、上の写真のような壁面収納や壁面を利用したオープンラックを設置するとよいでしょう。その際注意する点は、壁面収納を設置する壁は1面のみにするということです。複数の壁面に背の高い壁面収納を設置すると、圧迫感が出てしまいます。

オープンラックは、見せる収納となるため、あまり多くのものを収納すると部屋がごちゃごちゃしてしまいます。収納するものが多い場合には扉のついた壁面収納が適しています。

ポイント5:一人二役の家具を選ぶ

ひとつの家具で、複数の役割を持ったものを選ぶと、家具を減らすことができ、部屋をスッキリさせることができます。

この場合に重要なのは、その家具の本来の役割にとらわれない自由な発想です。もともと複数の役割を持たせた家具もありますが、発想を変えると、以外な家具の使い方見えてくることがあります。
上の写真は、サイドテーブルとマガジンラックを合わせた家具です。雑誌などをおしゃれにしまっておくことができます。

ポイント6:発想を変えてみる

家具の使い方を少し角度を変えて見てみると、スペースを節約でき、部屋をすっきり見せることができます。たとえば上の写真では、PCラックの代わりにコンパクトでデザイン性の高いカフェテーブルを使うことで、場所をとるPCスペースをすっきり見せています。

定番のセオリーから当サイト独自の視点までご紹介しましたが、いろいろと試してみて、納得のいく狭小インテリアを探し出してみてください。

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